よくある質問

お客様の質問にお答えします

操作について

私の船でも使えますか?

アンダーウォーター・ベイト・セッターは、1回の投縄で約1,000~1,500本の釣針を設置する浮きはえ縄漁船に搭載できます。ベイト・セッターは、船尾の幹縄に隣接した位置に設置され、油圧系統の電源はメインエンジンから直接供給可能です。現在、3,000~4,000本の釣針を1回で設置する深海延縄漁船での使用に適合するよう、運用試験を実施中です。

今使っている釣り針とラインをそのまま使えますか?

はい、アンダーウォーター・ベイト・セッターは様々なサイズの釣り針に対応しています。

どのくらい簡単に使えますか?

非常に簡単です。乗組員は釣り針に餌を付け、カプセルの中に餌を入れ、ボタンを押すだけです。当社が、分かりやすい操作マニュアルと、段階的に操作手順を説明する入門トレーニングを提供します。

乗組員のトレーニングにはどのくらい時間がかかりますか?

一般的に、1-2時間で乗組員がアンダーウォーター・ベイト・セッターを使うトレーニングは終了します。

どのくらいの深度まで餌を設置することができますか?

水深4-10 mです。事前に適切な深度を設定することができますが、これによりサイクルタイムに影響がでます。詳しくはサイクルタイムの表を参照してください。

私の漁業・漁場の規制に準拠していますか?

当社は現在、 ACAP と WCPFC と協力し、アンダーウォーター・ベイト・セッターが海鳥の混獲を排除するためのベストプラクティスとして承認されるよう働きかけています。また、ニュージーランド国内の漁業にてベイト・セッターが承認される方法を模索しています。

アンダーウォーター・ベイト・セッターは安全ですか?

マニュアルに従って使用、メンテナンスされていれば安全です。アンダーウォーター・ベイト・セッターを使用すると、加重枝縄、トリライン、夜間投縄など乗組員の安全が懸念される回避措置の必要がなくなります。

漁獲率について

アンダーウォーター・ベイト・セッターは漁獲率に影響を与えますか?

はい、アンダーウォーター・ベイト・セッターを使うと海鳥が漁船を追いかけなくなると立証されています。つまり、より多くの餌が釣り針についている状態となり、漁獲の向上につながります。

投縄や揚縄の方法を変える必要がありますか?

いいえ、変更の必要はありません。アンダーウォーター・ベイト・セッターを使用する場合、従来主流の幹縄と枝縄を使用し、これまで通りの漁が可能です。

アンダーウォーター・ベイト・セッターは、クジラ類やサメ類による漁業被害を防止しますか?

アンダーウォーター・ベイト・セッターは海鳥(アホウドリ類とミズナギドリ類)の混獲を防止するように設計されています。クジラやサメによる漁業被害は防止できません。

 

 

メンテナンスについて

メンテナンスはどのように行うのですか?何をする必要がありますか?

リースオプションを選択した場合は、メンテナンスは、毎月の支払いに含まれています。当社が年1回、技術者を派遣し、あなたのベイト・セッターのメンテナンスを行います。一括購入される場合は、当社がメンテナンス計画書を提供します。また、当社はスペア部品や交換部品を提供し、必要に応じて現地でのメンテナンスを行います。

何か起こった場合どうしたらいいですか?

当社は必要に応じていつでも対応できるよう待機しています。また、主要な国・地域にて保守担当者を探しています。

信頼性はどの程度ですか?

アンダーウォーター・ベイト・セッターは何千時間にも及びあらゆる条件下でテストされており、高性能で予測可能です。

経済性について

利益が費用を上回りますか?

もちろんです!アンダーウォーター・ベイト・セッターは、一般的に約12か月で採算が取れます。詳しくは、 シミュレーション計算機を参照ください。.

トリライン、夜間投縄、加重枝縄などと比べてどう違うのですか?

アンダーウォーター・ベイト・セッターは、海鳥が漁船を追うのをやめさせます。つまり、混獲の根本原因を取り除くということです。他の回避措置は根本原因に対処していません。また、アンダーウォーター・ベイト・セッターを使うとより多くの餌が釣り針に残り、より多くの魚を釣ることができます。さらに、海況が荒れている時に幹縄に絡まることが無く(トリラインのように)、加重枝縄の必要がなくなり、日中に漁をすることができます。これら複合的な利点により、長期的に見れば大きな利益をもたらします。

科学的な試験は行われていますか?

アンダーウォーター・ベイト・セッターは、徹底的なテストを経て開発されており、ピアレビュー済みの科学論文 により、海鳥の混獲を根絶できると証明されています。