ディスカバー

アンダーウォーター・ベイト・セッターの仕組み

仕組み

操作には3つのステップがあります。

ステップ1-餌の投入

カプセルがレール上部のドッキングステーションに結合される。甲板員が、餌を付けた釣り針をカプセルの中に入れる。。

ステップ2-カプセルの射出

甲板員がカプセル射出のボタンを押す。カプセルはドッキングステーションから射出され、毎秒6mの速さでレールの下部まで下降する。

ステップ3-釣り針の放出

カプセルが、船長があらかじめ設定した水深まで射出される。油圧モーターが自動的に反転し、餌のついた釣り針が水流で押し出される。カプセルがレール上部のドッキングステーションまで戻り、次のサイクルが繰り返される。

アンダーウォーター・ベイト・セッターを使う理由

ベイト・セッターは釣り針を水中に仕掛けます

アンダーウォーター・ベイト・セッターを使う理由

ベイト・セッターは釣り針を水中に設置します

運用上の仕様

ベイト・セッターは、1回の投縄あたり800~1500本の釣り針を設置する浮きはえ縄漁船にて実績があり、使用可能です。1回の投縄で3000~4000本の釣針を設置する深海はえ縄漁船向けには、現在開発中です。

サイクルタイム(秒)

5

6

7

8

9

10

水深(m)

4.4

5.4

6.3

7.3

8.2

9.2

1回の投縄あたりの釣り針の数

3600

3000

2571

2250

2000

1800

1回の投縄を5時間と想定

漁業者の声

アンダーウォーター・ベイト・セッターのユーザーは、その利点を実感しています。 私たちが受け取ったフィードバックの一部をご紹介します。

“私にとって今一番重要なことは、新しいコンセプト、つまり責任ある漁業という考え方を船員と乗組員に広めることです。責任ある漁業とは、海鳥の混獲をできる限り回避し、無責任な操業をやめることです。”

“簡単に使えます。餌が水面に浮かばないので鳥が船を追いかけなくなるし、餌のロスが減り、トリラインや夜間投縄の必要もなくなります。”

科学的証拠

餌のついた釣り針を見えないように水中に投入することで、浮きはえ縄漁における意図しないアホウドリ類とミズナギドリ類の混獲を根絶できることが立証されています。下記のピアレビュー済み科学論文が、アンダーウォーター・ベイト・セッターが効果的で、他の混獲回避措置との併用なしに使える(stand-alone)という証拠です。